Olive

Oliveゴールドの空港ラウンジ特典を完全ガイド!使い方・対象空港・同伴者料金まで徹底解説!

Olive_Oliveゴールド_空港ラウンジ
※この記事はPRを含みます。詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。

「空港での待ち時間、もっと快適に過ごせたらいいのに…」 「Oliveのゴールドカードで空港ラウンジが使えるって聞いたけど、本当?」 「三井住友カード ゴールド(NL)とどっちがお得なんだろう?」

そんな疑問をお持ちのあなたへ。 この記事では、三井住友銀行が提供する新しいサービス「Olive」のゴールドランクに付帯する空港ラウンジ特典について、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します!

私自身、Oliveが始まった当初からゴールドランクを利用しています。その経験を踏まえながら、Oliveゴールドの空港ラウンジ特典の魅力、使い方、注意点、そして三井住友カードゴールド(NL)との違いまで、徹底的に掘り下げていきます。

この記事を読めば、Oliveゴールドの空港ラウンジ特典に関するあなたの疑問はすべて解消され、次の旅行や出張から、空港での時間をよりスマートに、そして快適に過ごせるようになるはずです。

この記事で分かること

⚫︎Oliveゴールドで利用できる空港ラウンジ
⚫︎空港ラウンジの利用方法
⚫︎三井住友カードゴールド(NL)の空港ラウンジ特典との違い

目次
  1. 【はじめに】Oliveゴールドを持つメリットと空港ラウンジの基礎知識
  2. 【どこで使える?】Oliveゴールド対象の空港ラウンジ一覧(国内・海外)
  3. 【どうやって使う?】空港ラウンジ利用当日の流れと注意点
  4. 【誰と使える?】同伴者の利用料金と条件について
  5. 【徹底比較】Oliveゴールド vs 三井住友カード ゴールド(NL)空港ラウンジ特典の違い
  6. Oliveゴールド空港ラウンジ特典のメリット・デメリットまとめ
  7. 【疑問を解消!】Oliveゴールドの空港ラウンジに関するQ&A
  8. 【まとめ】Oliveゴールドを賢く使って、ワンランク上の快適な旅へ!
  9. Oliveの関連記事

【はじめに】Oliveゴールドを持つメリットと空港ラウンジの基礎知識

まずは、「そもそもOliveゴールドって何?」「空港ラウンジってどんな場所?」という基本から確認していきましょう。すでにご存知の方は、次の章へ進んでいただいても大丈夫です。

Oliveフレキシブルペイ ゴールドとは?基本をおさらい

「Oliveフレキシブルペイ」は、三井住友銀行の口座と連携し、「キャッシュカード機能」に加えて、「デビットモード」「クレジットモード」「ポイント払いモード」という3つの支払い機能を1枚のカードに集約した、画期的なマルチナンバーレスカードです。

その中でも「Oliveゴールド」は、年間100万円以上の利用(※対象取引や算定期間等、実際の達成条件は公式サイトでご確認ください)を達成すると、翌年以降の年会費5,500円(税込)が永年無料になる特典が付いたランクです。年会費永年無料の条件をクリアしやすく、それでいて充実した特典が付いているため、非常に人気があります。

主な特徴としては、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元(※Vポイントアッププログラム等、条件あり)や、SBI証券でのクレカ積立で1.0%のVポイントが付与される点などが挙げられます。そして、この記事のテーマである「空港ラウンジサービス」も、Oliveゴールドの魅力的な特典の一つなのです。

なぜ空港ラウンジ?出発前の時間を優雅に過ごすメリット

空港ラウンジとは、主に空港の出発ロビー付近に設置されている、特定のカード会員などが利用できる特別な待合室のことです。利用できるサービスはラウンジによって異なりますが、一般的には以下のようなメリットがあります。

  • 静かで落ち着いた空間: 搭乗ゲート前の喧騒から離れ、ソファなどでリラックスできます。
  • フリードリンク: コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどが無料で提供されることが多いです。
  • 無料Wi-Fi・電源: スマートフォンやPCの充電、出発前のメールチェックや仕事に便利です。
  • 新聞・雑誌の閲覧: 最新ニュースや雑誌を読みながら、ゆったりと時間を過ごせます。

特に、飛行機の出発時刻まで時間がある場合や、乗り継ぎで待ち時間が発生する場合などに、空港ラウンジは非常に役立ちます。慌ただしい空港の中で、ほっと一息つける空間があるだけで、旅の快適度は格段に向上します。出張前の資料確認や、旅の計画を練り直すのにも最適な場所と言えるでしょう。

Oliveゴールドで空港ラウンジが利用可能に!特典の概要をチェック

Oliveゴールドを持っていれば、国内の主要空港および海外の一部の空港(ハワイ・ホノルル)にある指定の空港ラウンジを、無料で利用できます。

この特典は、Oliveゴールドカード会員本人が対象です。利用する際には、ラウンジの受付でOliveゴールドカードと、当日の搭乗内容が確認できるもの(搭乗券、eチケットなど)を提示する必要があります。

注意点として、この特典で利用できるのは、主にカード会社が提供する「カードラウンジ」と呼ばれるタイプのラウンジです。航空会社が運営するラウンジ(サクララウンジやANAラウンジなど)や、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が付帯するわけではありません。

それでも、年会費永年無料(条件達成時)のカードで、出発前の時間を無料で快適に過ごせるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

【どこで使える?】Oliveゴールド対象の空港ラウンジ一覧(国内・海外)

question_ver2

では、具体的にどの空港のラウンジがOliveゴールドで利用できるのでしょうか?ここでは、2025年4月現在の情報を基に、利用可能な空港ラウンジをエリア別にご紹介します。

利用可能な国内主要空港ラウンジリスト

日本国内の多くの主要空港でラウンジサービスが提供されています。出張や国内旅行で飛行機を利用する機会が多い方にとっては、非常に心強い特典ですね。

※ラウンジ名や利用条件は変更される場合があります。最新の情報は、必ず三井住友カードの公式サイトや各空港の公式サイトでご確認ください。 ※以下は代表的な空港ラウンジであり、すべての対象ラウンジを網羅しているわけではありません。

北海道・東北エリアの対象ラウンジ

  • 新千歳空港 (CTS):
    • 「スーパーラウンジ」:国内線ターミナルビル3F
    • 「ロイヤルラウンジ」:国際線ターミナルビル4F ※国際線利用時のみ
  • 函館空港 (HKD):
    • 「ビジネスラウンジ A Spring.」:国内線旅客ターミナルビル2F
  • 旭川空港 (AKJ):
    • 「ラウンジ大雪(LOUNGE TAISetsu)」:旅客ターミナルビル2F
  • 青森空港 (AOJ):
    • 「エアポートラウンジ」:旅客ターミナルビル2F
  • 秋田空港 (AXT):
    • 「ロイヤルスカイ」:国内線ターミナルビル2F
  • 仙台国際空港 (SDJ):
    • 「ビジネスラウンジ EAST SIDE」:旅客ターミナルビル3F

北海道や東北への旅行・出張の際に、これらの空港を利用する方は多いのではないでしょうか。特に新千歳空港はラウンジも広く、出発前にゆっくり過ごすのに最適です。

関東エリアの対象ラウンジ

  • 成田国際空港 (NRT):
    • 第1ターミナル:「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」中央ビル5F
    • 第2ターミナル:「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」本館4F
    • ※出国手続き後のエリアではありません。
  • 羽田空港 (HND):
    • 第1ターミナル:
      • 「POWER LOUNGE SOUTH」2F 南ウイング
      • 「POWER LOUNGE NORTH」2F 北ウイング
      • 「POWER LOUNGE CENTRAL」2F 中央
      • 「エアポートラウンジ(南)」1F 南ウイング ※到着時も利用可
    • 第2ターミナル:
      • 「POWER LOUNGE NORTH」3F 北ピア
      • 「エアポートラウンジ(北)」2F 北ピア ※到着時も利用可
    • 第3ターミナル(国際線):
      • 「SKY LOUNGE」4F ※出国手続き後エリア
      • 「SKY LOUNGE SOUTH」4F ※出国手続き後エリア

日本の空の玄関口である成田・羽田空港のラウンジが充実しているのは嬉しいポイントです。特に羽田空港は、第1・第2ターミナルに出発時・到着時どちらも利用できるラウンジがあるのが便利ですね。ただし、成田空港のラウンジは出国手続き前のエリアにある点に注意が必要です。

中部・北陸エリアの対象ラウンジ

  • 中部国際空港セントレア (NGO):
    • 「プレミアムラウンジ セントレア」:旅客ターミナルビル3F
    • 「第2プレミアムラウンジ セントレア」:第2ターミナルビル3F
    • 「QUALIA LOUNGE(クオリアラウンジ)」:第1ターミナルビル3F ※特定のゴールドカード会員向け
  • 新潟空港 (KIJ):
    • 「エアリウムラウンジ」:旅客ターミナルビル3F
  • 富山空港 (TOY):
    • 「ラウンジ らいちょう」:旅客ターミナルビル2F
  • 小松空港 (KMQ):
    • 「スカイラウンジ白山」:国内線旅客ターミナルビル2F

中部国際空港セントレアも複数のラウンジが利用可能です。特に「QUALIA LOUNGE」は、一般的なカードラウンジよりもワンランク上のサービスを提供している場合があります(利用条件は要確認)。北陸方面の空港にも対象ラウンジがあるため、ビジネスや観光での利用価値が高いでしょう。

近畿エリアの対象ラウンジ

  • 大阪国際空港(伊丹空港)(ITM):
    • 「ラウンジオーサカ」:ターミナルビル中央ブロック3F
  • 関西国際空港 (KIX):
    • 「カードメンバーズラウンジ 比叡」:第1ターミナルビル3F 北ウイング
    • 「カードメンバーズラウンジ 六甲」:第1ターミナルビル2F 北ウイング
    • 「カードメンバーズラウンジ アネックス六甲」:第1ターミナルビル 国際線ゲートエリア 北ウイング 中間駅 ※出国手続き後
    • 「カードメンバーズラウンジ 金剛」:第1ターミナルビル 国際線ゲートエリア 南ウイング 中間駅 ※出国手続き後
    • 「NODOKA」:エアロプラザ2F
  • 神戸空港 (UKB):
    • 「ラウンジ神戸」:旅客ターミナルビル2F

関西の主要3空港(伊丹・関空・神戸)すべてに対象ラウンジがあります。関空では、出国手続き後のエリアにもラウンジがあるのが国際線利用者には嬉しいですね。「NODOKA」は比較的新しいラウンジで、リラックスできる空間が特徴です。

中国・四国エリアの対象ラウンジ

  • 岡山桃太郎空港 (OKJ):
    • 「ラウンジ マスカット」:ターミナルビル2F
  • 広島空港 (HIJ):
    • 「ビジネスラウンジ もみじ」:国内線出発ロビー2F
  • 米子鬼太郎空港 (YGJ):
    • 「ラウンジ DAISEN」:旅客ターミナルビル2F
  • 出雲縁結び空港 (IZO):
    • 「出雲縁結び空港エアポートラウンジ」:ターミナルビル3F
  • 山口宇部空港 (UBJ):
    • 「ラウンジ きらら」:旅客ターミナルビル3F
  • 高松空港 (TAK):
    • 「ラウンジ 讃岐」:旅客ターミナルビル2F
  • 徳島阿波おどり空港 (TKS):
    • 「エアポートラウンジ ヴォルティス」:旅客ターミナルビル3F
  • 松山空港 (MYJ):
    • 「ビジネスラウンジ」:ターミナルビル2F
    • 「スカイラウンジ」:ターミナルビル3F
  • 高知龍馬空港 (KCZ):
    • 「ブルースカイ」:旅客ターミナルビル2F

中国・四国地方の各県にある主要空港にも、しっかりとラウンジが用意されています。地方空港を利用する機会が多い方にとっても、Oliveゴールドは便利なカードと言えます。松山空港のように、複数のラウンジが利用できる空港もありますね。

九州・沖縄エリアの対象ラウンジ

  • 福岡空港 (FUK):
    • 「ラウンジTIME/ノース」:国内線旅客ターミナルビル1F 北
    • 「ラウンジTIME/サウス」:国内線旅客ターミナルビル1F 南 ※到着時も利用可
    • 「ラウンジTIMEインターナショナル」:国際線ターミナルビル3F ※出国手続き後
  • 北九州空港 (KKJ):
    • 「ラウンジ ひまわり」:旅客ターミナルビル2F
  • 長崎空港 (NGS):
    • 「ビジネスラウンジ アザレア」:旅客ターミナルビル2F
  • 大分空港 (OIT):
    • 「ラウンジ くにさき」:国内線ターミナルビル2F
  • 熊本空港(阿蘇くまもと空港)(KMJ):
    • 「ラウンジ ASO」:旅客ターミナルビル3F
  • 宮崎ブーゲンビリア空港 (KMI):
    • 「ブーゲンラウンジ ひなた」:ターミナルビル2F
  • 鹿児島空港 (KOJ):
    • 「スカイラウンジ 菜の花」:国内線ターミナルビル2F
  • 那覇空港 (OKA):
    • 「ラウンジ 華 ~hana~」:国内線旅客ターミナルビル1F 到着ロビー南側

九州の各県と沖縄の那覇空港にもラウンジがあります。福岡空港は国内線到着時や国際線出国後にも利用できるラウンジがあり、非常に便利です。リニューアルされた熊本空港の「ラウンジ ASO」なども注目ですね。

利用可能な海外空港ラウンジリスト

「国内線はわかったけど、海外旅行では使えないの?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。

Oliveゴールド(および三井住友カード ゴールド(NL)など、多くの日本のゴールドカード)で利用できる海外の空港ラウンジは、残念ながら多くありません。

しかし、嬉しいことに、 ハワイ・ホノルルにある「ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)」のラウンジは利用対象 となっています。(2025年4月現在)

  • ダニエル・K・イノウエ国際空港 (HNL):
    • 「IASS HAWAII LOUNGE」:ターミナル1 1階 (旧インターアイランドターミナル)グランドレベル(手荷物受取所向かい)

この「IASS HAWAII LOUNGE」は、出国手続き前のエリアにあります。帰国便の搭乗前だけでなく、日本からの到着時に利用することも可能です。長時間のフライト後に一息ついたり、帰国便のチェックインまでの時間を過ごしたりするのに便利です。

ただし、こちらも利用条件や場所が変更になる可能性があるため、渡航前には必ず最新情報を確認してください。ハワイ以外の海外空港では、基本的にOliveゴールドの特典で利用できるラウンジはないと考えておくのが無難です。海外の多くの空港でラウンジを利用したい場合は、後述する「プライオリティ・パス」が付帯するカードなどを検討する必要があります。

【比較】三井住友カード ゴールド(NL)と対象ラウンジは同じ?

「以前、三井住友カード ゴールド(NL)を使っていたんだけど、対象ラウンジはOliveゴールドと同じなの?」

このような疑問を持つ方もいるでしょう。結論から言うと、 空港ラウンジの利用特典に関しては、Oliveゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)で基本的に違いはありません。

どちらのカードも、三井住友カードが提供するゴールドカード向けの空港ラウンジサービスが付帯しており、利用できる国内・海外(ハワイ)のラウンジは共通です。

ですから、「ラウンジ特典を目当てにNLゴールドからOliveゴールドに切り替えようか迷っている」という場合、ラウンジ利用だけを考えれば、どちらを選んでも差はないということになります。カード選びの際は、ラウンジ以外の特典(ポイント還元率、保険、他のOlive独自サービスなど)を比較検討することが重要です。この点については、後の章で詳しく解説します。

【どうやって使う?】空港ラウンジ利用当日の流れと注意点

対象ラウンジがわかったところで、次は実際にラウンジを利用する方法と、利用する上での注意点を見ていきましょう。スムーズに利用するために、事前に流れを把握しておくことが大切です。

STEP1:ラウンジ利用に必要なものを準備しよう

空港ラウンジを利用するには、以下の2点が必要になります。忘れずに携帯しましょう。

Oliveゴールドカード現物(必須)

まず最も重要なのが、 Oliveゴールドのカード本体 です。ラウンジの受付では、カードを提示して読み取り機に通したり、係員が目視で確認したりします。

スマートフォンアプリの画面提示や、カード番号を伝えるだけでは、原則として利用できません。 必ず、プラスチックカードの現物を財布などに入れて持参してください。

Oliveはナンバーレスカードなので券面にカード番号の記載はありませんが、ICチップや磁気ストライプで認証を行います。

当日の搭乗券または予約情報がわかるもの

次に必要なのが、 当日の航空機の搭乗が確認できるもの です。具体的には、以下のようなものが該当します。

  • 搭乗券(紙またはデジタル)
  • eチケットの控え(印刷したもの、またはスマホ画面表示)
  • 予約確認画面(スマホ画面表示)
  • 航空会社のアプリ画面

チェックインカウンターで受け取る紙の搭乗券はもちろん、最近主流のスマートフォンで表示するデジタル搭乗券(QRコードなど)でも問題ありません。航空会社の予約確認メールや、予約管理画面のスクリーンショットなどでも確認可能な場合がありますが、ラウンジによっては搭乗便名と出発時刻が明記されたものを求められることもあります。スムーズな受付のためには、搭乗券を用意しておくのが確実です。

これらの提示物は、「これから飛行機に乗る(または降りた)本人であること」を確認するために必要です。

STEP2:ラウンジ受付での提示方法

必要なものが揃ったら、空港に到着後、利用したいラウンジの場所へ向かいましょう。ラウンジの入口には受付カウンターがあります。

受付では、係員に「カードラウンジを利用したい」旨を伝え、以下の2点を提示します。

  1. Oliveゴールドカード
  2. 当日の搭乗券(またはそれに代わるもの)

係員がカードと搭乗券を確認し、利用資格があれば受付完了です。多くのラウンジでは、カードを専用の端末に読み込ませ、利用記録を行います。

スムーズな受付のためのポイント

  • 事前に場所を確認: 空港は広いため、ラウンジの場所(ターミナル、階数、エリアなど)を事前に調べておくと迷わずスムーズです。空港内の案内表示も確認しましょう。
  • 時間に余裕を持つ: 特に混雑時や初めて利用する空港では、受付に時間がかかることもあります。搭乗時刻ギリギリではなく、時間に余裕を持ってラウンジへ向かいましょう。
  • 必要なものをすぐ出せるように: 受付で慌てないよう、Oliveゴールドカードと搭乗券は、すぐに取り出せる場所(財布のカードポケット、カバンの内ポケットなど)に準備しておくとスマートです。

通常、受付自体は1~2分程度で完了します。特に難しい手続きはありませんので、ご安心ください。

STEP3:ラウンジ内で利用できるサービスを満喫!

受付を済ませたら、いよいよラウンジ内へ。落ち着いた空間で、出発までの時間を自由に過ごすことができます。提供されている主なサービスを見てみましょう(※ラウンジによって内容は異なります)。

無料ドリンクサービス(ソフトドリンク中心)

ほとんどのカードラウンジでは、コーヒー、紅茶、ジュース、お茶などのソフトドリンクが無料で提供されています。セルフサービス形式が多く、好きなものを自由に飲むことができます。 一部のラウンジでは、有料でアルコール(ビールなど)を提供している場合もありますが、Oliveゴールドの特典は基本的にソフトドリンクが対象です。

Wi-Fi・電源コンセントの有無

多くのラウンジでは、無料のWi-Fiサービスが提供されており、パスワードは受付やラウンジ内に掲示されています。また、座席の近くに電源コンセントが設置されていることが多く、スマートフォンやノートパソコンの充電に非常に便利です。 ただし、ラウンジによってはWi-Fiが不安定だったり、コンセントの数が限られていたりする場合もあるため、過度な期待は禁物です。特に混雑時は譲り合って利用しましょう。

新聞・雑誌の閲覧サービス

新聞(一般紙、スポーツ紙など)や、様々なジャンルの雑誌が置かれており、自由に読むことができます。フライト情報誌や旅行関連の雑誌などもあり、旅の気分を高めるのにも良いでしょう。

その他(シャワー、アルコール提供などはラウンジによる)

ラウンジによっては、上記以外にも以下のようなサービスが提供されている場合があります。

  • フライトインフォメーション: 搭乗便の出発時刻やゲート情報が表示されるモニターが設置されています。
  • 喫煙室: 分煙化されているラウンジでは、専用の喫煙スペースが設けられていることがあります。
  • トイレ: ラウンジ内に専用のトイレが設置されています。
  • (一部ラウンジ)シャワールーム: 有料または特定のカード会員限定で、シャワーを利用できる場合があります。Oliveゴールド(およびNLゴールド)で利用できるカードラウンジでは、シャワー設備がないか、あっても有料の場合がほとんどです。
  • (一部ラウンジ)軽食: 簡単なスナック(おつまみ程度)が提供される場合もありますが、食事の提供は基本的にありません。

ラウンジごとに提供サービスは大きく異なります。充実した設備を期待する場合は、事前に各ラウンジの情報を調べておくと良いでしょう。

【重要】利用上の注意点:トラブルなく快適に過ごすために

無料で利用できる便利な空港ラウンジですが、いくつか注意しておきたい点があります。ルールを守って、自分も周りの人も気持ちよく利用できるようにしましょう。

利用回数制限はある?

「Oliveゴールドのラウンジ特典って、何回でも使えるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。 三井住友カードの公式サイト等では、利用回数に関する明確な制限は記載されていません。 そのため、基本的には対象カードと当日の搭乗券があれば、フライトの都度、何度でも利用可能と考えられます。

ただし、短時間に何度も同じラウンジを出入りするような利用は、ラウンジ側の判断で断られる可能性もゼロではありません。常識の範囲内での利用を心がけましょう。 また、一部の空港やラウンジでは、独自のルール(例:1搭乗につき1回までなど)を設けている可能性も否定できません。不安な場合は、利用するラウンジの受付で確認するのが確実です。

混雑時の利用制限について

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの繁忙期や、特定の時間帯(朝の出発便が集中する時間など)には、 ラウンジが満席で利用できない、または利用時間が制限される場合があります。

特に羽田空港や伊丹空港など、利用者が多い空港のラウンジは混雑しやすい傾向にあります。ラウンジの入口に行列ができていたり、「満席のため、お待ちいただくか、ご利用いただけません」といった案内が出ていることもあります。

こればかりはタイミング次第なので、確実にラウンジを利用できるとは限りません。「ラウンジで仕事をしようと思っていたのに、入れなかった…」という事態も想定し、代替プラン(空港内のカフェを利用するなど)も考えておくと安心です。

ラウンジ利用のマナーを守ろう

ラウンジは公共の場であり、多くの人がリラックスや仕事のために利用しています。以下の基本的なマナーを守りましょう。

  • 静かに過ごす: 大声での会話や、携帯電話での長時間の通話は控えましょう。通話はラウンジ外か、指定されたスペースで行うのが望ましいです。
  • 音漏れに注意: イヤホンを使わずに動画を視聴したり、音楽を聴いたりするのは避けましょう。
  • 飲食の持ち込み: 基本的に、ラウンジ外からの飲食物の持ち込みは禁止されています。ラウンジ内で提供されているものを利用しましょう。
  • 座席の占領: 荷物を置いて長時間席を離れたり、必要以上に広いスペースを占有したりするのは控えましょう。
  • 子供連れの場合: 子供が騒いだり走り回ったりしないよう、保護者が注意を払いましょう。

お互いが気持ちよく過ごせるよう、配慮ある行動を心がけることが大切です。

カードの有効期限切れに注意

基本的なことですが、Oliveゴールドカード自体の有効期限が切れていると、当然ながらラウンジ特典も利用できません。カードの更新時期が近づいたら、新しいカードが届いているか、有効期限はいつまでかを確認しておきましょう。 特に、年会費永年無料の条件を達成して長く使っていると、うっかり有効期限を見落としてしまうこともあるかもしれません。旅行前には、カードの有効期限もチェックする習慣をつけると良いでしょう。

【誰と使える?】同伴者の利用料金と条件について

「一人旅ならいいけど、家族や友人と一緒の場合はどうなるの?同伴者も無料でラウンジに入れる?」

これもよくある疑問ですね。同伴者の利用について解説します。

同伴者は有料?料金体系を解説

残念ながら、 Oliveゴールドの空港ラウンジ特典は、原則としてカード会員本人のみが無料 となります。 同伴者がラウンジを利用したい場合は、 別途、同伴者料金が必要 になります。

同伴者料金は、利用するラウンジによって異なりますが、多くの国内カードラウンジでは、 1名あたり1,000円~2,000円(税込)程度 が一般的です。小学生以下の子供料金が設定されている場合もあります。

主要ラウンジの同伴者料金目安(2025年4月現在)

空港ラウンジ名同伴者料金(大人1名/税込)子供料金(目安)備考
羽田空港POWER LOUNGE各種1,100円4~12歳:550円3歳以下無料
エアポートラウンジ各種1,100円4~12歳:550円3歳以下無料
成田空港IASS EXECUTIVE LOUNGE1,100円4~12歳:550円3歳以下無料
伊丹空港ラウンジオーサカ1,300円3~12歳:650円2歳以下無料
関西国際空港ラウンジ比叡・六甲など1,100円~1,320円各ラウンジで異なるNODOKAは別料金体系
新千歳空港スーパーラウンジ1,100円3~12歳:550円2歳以下無料
福岡空港ラウンジTIME各種1,100円4~12歳:550円3歳以下無料
那覇空港ラウンジ華1,100円3~11歳:550円2歳以下無料
ハワイ HNLIASS HAWAII LOUNGE15米ドル5~12歳:8米ドル4歳以下無料(※変動可能性あり)

Google スプレッドシートにエクスポート

※上記はあくまで目安です。料金は予告なく変更される場合があります。 ※利用するラウンジの公式サイト等で最新の料金を必ずご確認ください。

同伴者料金は、ラウンジ受付で、Oliveゴールドカードまたは他のクレジットカード、現金などで支払います。

「せっかく無料で使えると思ったのに、同伴者は有料か…」と感じるかもしれませんが、有料だとしても、カフェでドリンクを頼んだりするよりは安く、静かな空間でゆっくり過ごせる場合が多いので、状況によっては利用価値があると言えるでしょう。

同伴者がOliveゴールド会員や家族会員の場合は?

では、一緒に行く相手もOliveゴールドを持っていたり、家族カードを持っていたりする場合はどうなるのでしょうか?

  • 同伴者もOliveゴールド(またはNLゴールドなど対象カード)会員の場合: 当然ながら、同伴者自身も会員資格を持っているので、 それぞれ無料でラウンジを利用できます。 受付では、各自が自分のカードと搭乗券を提示すればOKです。夫婦や友人がそれぞれ対象カードを持っている場合は、追加料金なしで一緒にラウンジを利用できますね。
  • 家族カード会員の場合: Oliveゴールドには、本会員と同様のサービスが受けられる家族カードを発行できます(年会費は条件により無料)。 Oliveゴールドの家族カード会員も、本会員と同様に、無料で空港ラウンジを利用できます。 つまり、本会員と生計を同一にする配偶者、満18歳以上のお子さん(高校生除く)、ご両親などが家族カードを持っていれば、それぞれ無料でラウンジに入室可能です。家族旅行などで非常に便利ですね。 ただし、家族カードを発行していない、カードを持っていない18歳未満のお子さんなどは、同伴者扱いとなり、有料(または子供料金)となります。

まとめると、

  • Oliveゴールド本会員:無料
  • Oliveゴールド家族カード会員:無料
  • 上記以外の同伴者(友人、恋人、カードを持っていない家族など):有料

となります。

【体験談コラム】実際に同伴者と利用してみた感想(※想定)

以前、友人と国内旅行に行った際、私はOliveゴールド、友人は対象カードを持っていなかったため、同伴者料金を支払って一緒に羽田空港の「POWER LOUNGE」を利用したことがあります(これは私の経験を基にした想定コラムです)。

友人は最初、「ラウンジなんて使ったことないし、わざわざお金払うのも…」と少し躊躇していましたが、搭乗まで1時間半ほど時間があったので、「まあ、カフェに入るより安いかも」と説得して入ってみました。

結果、友人は大満足! 「搭乗ゲート前の椅子って硬いし落ち着かないけど、ここはソファもふかふかで静かだね!」 「フリードリンクも種類があって嬉しい。コーヒーも美味しいし。」 「スマホの充電もできるし、Wi-Fiもあって助かる!」 と、かなり気に入った様子でした。

確かに同伴者料金(その時は1,100円)はかかりましたが、カフェでコーヒーと軽食を頼んだら同じくらいの金額になりますし、何よりあの落ち着いた空間でゆっくり話せたのが良かったです。出発前の慌ただしさから解放されて、リラックスして飛行機に乗ることができました。

もちろん、毎回必ず同伴者料金を払って利用するかは状況によりますが、時間に余裕がある時や、少し贅沢な気分を味わいたい時には、有料でも利用する価値は十分あるな、とその時改めて感じました。特に、初めて空港ラウンジを使う友人を連れて行くと、喜んでもらえることが多い気がします。

【徹底比較】Oliveゴールド vs 三井住友カード ゴールド(NL)空港ラウンジ特典の違い

さて、ここまでOliveゴールドの空港ラウンジ特典について詳しく見てきましたが、多くの方が気になるであろう「三井住友カード ゴールド(NL)」との比較を、ラウンジ特典だけでなく、カード全体のスペックも含めて掘り下げてみましょう。

私自身、NLゴールドからOliveゴールドに移行した経験があるので、その視点も交えて解説します。

対象ラウンジの範囲:違いはある?

先ほども触れましたが、 空港ラウンジ特典に関して言えば、Oliveゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)で利用できるラウンジの種類や範囲に違いはありません。

どちらのカードも、三井住友カードがゴールドカード会員向けに提供している国内主要空港+ハワイのラウンジサービスを同じ条件で利用できます。

したがって、「空港ラウンジを使いたい」という目的だけであれば、どちらのカードを選んでも機能面での差はない、ということになります。選択の決め手は、他の要素(年会費、ポイント還元、付帯サービスなど)にかかってきます。

年会費とラウンジ特典のコスパ比較

どちらのカードも、条件を達成すれば年会費が永年無料になるのが大きな魅力です。ラウンジ特典の「コストパフォーマンス」を年会費の観点から比較してみましょう。

Oliveゴールドの年会費(条件達成で永年無料)

  • 通常年会費: 5,500円(税込)
  • 永年無料条件: 年間100万円以上の利用(※集計期間や対象取引など、詳細は要確認)

Oliveアカウント(三井住友銀行の口座)を持っていることが前提となります。年間100万円利用のハードルはありますが、これを一度達成すれば、翌年以降ずっと年会費無料でゴールドカードの特典(ラウンジ利用含む)を享受できるのは非常にお得です。

NLゴールドの年会費(条件達成で永年無料)

  • 通常年会費: 5,500円(税込)
  • 永年無料条件: 年間100万円以上の利用(※集計期間や対象取引など、詳細は要確認)

NLゴールドも、Oliveゴールドと同様に、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。条件は同じなので、年会費と永年無料化の条件だけを見れば、両者に差はありません。

結論として、年会費とラウンジ特典のコスパという点では、OliveゴールドもNLゴールドも互角と言えます。 どちらも年間100万円利用を達成できる見込みがある方にとっては、非常にコスパの良い選択肢です。

ラウンジ以外の特典も考慮した選び方

ラウンジ特典と年会費がほぼ同じとなると、どちらのカードを選ぶべきか、他の特典で比較する必要があります。ここでは主な違いを挙げ、あなたのライフスタイルにどちらが合っているかを考えるヒントを提供します。

ポイント還元率の違い

基本的なポイント還元率はどちらも0.5%ですが、特定の条件下での還元率アップに違いがあります。

  • Oliveゴールド:
    • 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で 最大7%還元 (※通常ポイント0.5% + スマホタッチ決済6.5%)。
    • さらに「Vポイントアッププログラム」対象サービスの利用状況に応じて 最大+8% (合計最大15%)。(家族ポイント、SBI証券連携など)
    • 選べる特典:「給与・年金受取で+200pt」「コンビニATM手数料無料」「ご利用特典+1%還元」「Vポイントアッププログラム+1%還元」から選択。
    • SBI証券でのクレカ積立:1.0%還元
  • NLゴールド:
    • 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で 最大7%還元 (※通常ポイント0.5% + スマホタッチ決済6.5%)。
    • 家族ポイント(最大+5%)の対象。
    • SBI証券でのクレカ積立:1.0%還元

大きな違いは 「Vポイントアッププログラム」の対象範囲「選べる特典」 の有無です。Oliveは三井住友銀行口座との連携が前提となるため、銀行サービスの利用(アプリログイン、住宅ローン契約など)でもポイントアップが狙えます。また、ライフスタイルに合わせて「選べる特典」をカスタマイズできるのもOliveのメリットです。 一方、NLゴールドはシンプルにカード決済中心でポイントを貯めたい人に向いています。

旅行傷害保険の内容

海外旅行や国内旅行での万が一に備える旅行傷害保険も、ゴールドカードの重要な特典です。

  • Oliveゴールド:
    • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
    • 国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
    • ※「選べる特典」で保険を手厚くすることも可能(プランによる)。
  • NLゴールド:
    • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
    • 国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)

基本的な補償内容は同じ(利用付帯で最高2,000万円)ですが、Oliveは「選べる特典」で旅行傷害保険の内容をアップグレードできる可能性があります(ただし、他の選べる特典は利用できなくなります)。保険を重視する場合は、Oliveの選べる特典の内容も確認すると良いでしょう。 ※「利用付帯」とは、旅行代金などをそのカードで支払った場合に保険が適用されるという意味です。

その他の付帯サービス

  • Oliveゴールド:
    • フレキシブルペイ機能: デビット/クレジット/ポイント払いをアプリで切り替え可能。
    • Oliveアカウント特典: 定額自動送金手数料無料、SMBCダイレクトの他行宛振込手数料月3回まで無料など。
    • スマホATM: アプリを使ってキャッシュカードなしでATM入出金が可能。
  • NLゴールド:
    • シンプルなクレジットカード: クレジットカード機能に特化。
    • ナンバーレスデザイン: カード券面に番号記載なし(Oliveも同様)。
    • Visa/Mastercard®選択可能: 国際ブランドを選べます(OliveはVisaのみ)。

最大の違いは、Oliveが 銀行口座と一体になったサービス である点です。振込手数料無料などの銀行特典や、デビットモードも使いたい場合はOliveが魅力的です。一方、NLゴールドは 純粋なクレジットカード として使いたい、Mastercard®ブランドを選びたい、という方に向いています。

【どちらを選ぶべき?】

  • Oliveゴールドがおすすめな人:
    • 三井住友銀行の口座をメインバンクとして活用したい人
    • デビットカード機能やポイント払い機能も1枚で使いたい人
    • 「Vポイントアッププログラム」で銀行サービス連携のメリットを享受できる人
    • 「選べる特典」で自分好みにカスタマイズしたい人
    • SBI証券でのクレカ積立で1.0%還元を受けたい人
  • NLゴールドがおすすめな人:
    • すでに他の銀行をメインに使っており、シンプルにクレジットカードだけ欲しい人
    • 銀行口座との連携は不要、または好まない人
    • 国際ブランドでMastercard®を選びたい人
    • SBI証券でのクレカ積立で1.0%還元を受けたい人(Oliveと同様)
    • 対象コンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済7%還元を重視する人(Oliveと同様)

このように、ラウンジ特典は同じでも、他の部分で違いがあります。ご自身の金融サービスの利用状況やライフスタイルに合わせて、最適なカードを選びましょう。

Oliveゴールド空港ラウンジ特典のメリット・デメリットまとめ

ここまで詳しく見てきたOliveゴールドの空港ラウンジ特典について、改めてメリットとデメリットを整理しておきましょう。

メリット:無料で使える!旅の質が向上

① 年会費実質無料(条件達成)でラウンジが使えるコスパの良さ

最大のメリットは、やはりこれでしょう。年間100万円利用の条件をクリアすれば、 年会費永年無料で、国内主要空港のラウンジを何度でも利用できる のは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。 通常、年会費が1万円以上するゴールドカードに付帯していることが多いラウンジ特典を、実質無料で利用できるチャンスがあるのは大きな魅力です。

② 出発前の待ち時間を快適・有効活用できる

空港の搭乗ゲート前のベンチは、混雑していたり、落ち着かなかったりすることが多いですよね。ラウンジを利用すれば、 静かで快適な空間で、ソファに座ってリラックス できます。 フリードリンクを飲みながら本を読んだり、無料Wi-Fiと電源を使ってメールチェックや仕事をしたりと、出発までの待ち時間を有効に活用できます。旅の始まりや終わりを、より質の高い時間に変えてくれるでしょう。

③ ドリンクサービスやWi-Fi利用で節約にも

空港内のカフェでコーヒーを一杯飲むだけでも、数百円はかかります。ラウンジではソフトドリンクが無料なので、 カフェ代の節約 になります。また、無料Wi-Fiが使えることで、スマートフォンのデータ通信量を気にせずインターネットを利用できるのも嬉しいポイントです。

デメリット:対象ラウンジ限定、プライオリティ・パスなし

もちろん、メリットばかりではありません。注意しておきたいデメリットも存在します。

① 利用できる空港・ラウンジが限られている

Oliveゴールドで利用できるのは、主に 国内の主要空港にある「カードラウンジ」 です。地方空港の一部や、海外のほとんどの空港では利用できません。また、同じ空港内でも、航空会社が運営する上級ラウンジ(ANAラウンジ、JALサクララウンジなど)は利用対象外です。 利用できるラウンジが限られている点は、認識しておく必要があります。

② プライオリティ・パスは付帯しない

世界中の1,500ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービス「プライオリティ・パス」は、Oliveゴールドには付帯していません。海外旅行が多く、様々な国の空港でラウンジを利用したいと考えている方にとっては、物足りないと感じるでしょう。 プライオリティ・パスが欲しい場合は、年会費がより高額なプラチナカードなどを検討する必要があります(後述のQ&A参照)。

③ カードラウンジ共通の混雑問題

メリットでも触れましたが、特に繁忙期や混雑する時間帯には、ラウンジが満席で利用できなかったり、入室できても席がなかなか見つからなかったりする可能性があります。これはOliveゴールドに限らず、多くのカードラウンジに共通する課題です。「いつでも必ず快適に利用できる」とは限らない点は、デメリットとして認識しておくべきでしょう。

これらのメリット・デメリットを理解した上で、Oliveゴールドのラウンジ特典を上手に活用していくことが大切です。

【疑問を解消!】Oliveゴールドの空港ラウンジに関するQ&A

最後に、Oliveゴールドの空港ラウンジ利用に関して、多くの方が疑問に思いそうな点をQ&A形式でまとめました。

Q1. Oliveプラチナプリファードならもっと良いラウンジが使える?

A1. いいえ、Oliveプラチナプリファードの空港ラウンジ特典は、基本的にOliveゴールドと同じです。

Oliveには、ゴールドより上位ランクの「プラチナプリファード」(年会費33,000円税込)がありますが、空港ラウンジ特典に関しては、ゴールドと同等のサービス内容となっています。つまり、利用できる国内・ハワイのラウンジは同じで、プライオリティ・パスも付帯しません。

プラチナプリファードの主なメリットは、ポイント還元率の高さ(通常1.0%、継続特典、特約店でのボーナスなど)や、コンシェルジュサービスなどにあります。空港ラウンジ特典のアップグレードを期待してプラチナプリファードを選ぶのは、現時点では適切ではありません。

もしプライオリティ・パスが付帯するカードが欲しい場合は、三井住友カード プラチナ(年会費55,000円税込)や、他社のプラチナカードなどを検討する必要があります。

Q2. ラウンジ利用に追加料金はかからない?年会費以外に必要な費用は?

A2. カード会員本人が利用する場合、年会費(条件達成で無料)以外に追加料金はかかりません。

Oliveゴールドの年会費(通常5,500円、条件達成で永年無料)を支払っていれば(または無料化されていれば)、対象ラウンジの利用自体に別途料金が発生することはありません。フリードリンクなどの基本的なサービスも無料で利用できます。

ただし、以下の場合は追加料金が必要です。

  • 同伴者が利用する場合: 先述の通り、同伴者料金(通常1,000円~2,000円程度)がかかります。
  • ラウンジ内の有料サービスを利用する場合: ラウンジによっては、アルコール飲料、シャワー、コピー・FAXなどが有料で提供されていることがあります。これらを利用する場合は、別途料金が必要です。

基本的な利用であれば、追加費用を心配する必要はありません。

Q3. 1日に複数回利用できる?利用回数制限の詳細

A3. 明確な回数制限はありませんが、常識の範囲内での利用が推奨されます。

前述の通り、三井住友カードの公式情報では、1日の利用回数や年間の利用回数に明確な制限は設けられていません。理論上は、1日に異なる空港で乗り継ぎをする場合など、複数回の利用も可能です。

ただし、同じラウンジに短時間で何度も出入りしたり、明らかに不自然な利用をしたりすると、ラウンジ側の判断で利用を断られる可能性はあります。また、一部のラウンジでは独自のローカルルール(例: 1搭乗あたり1回まで)が存在する可能性もゼロではありません。 基本的には「1回の搭乗につき1回の利用」を目安に、常識的な範囲で利用するのが良いでしょう。

Q4. 空港到着時にもラウンジは利用できる?

A4. 一部のラウンジでは、到着時にも利用可能です。

すべてのラウンジではありませんが、羽田空港の「エアポートラウンジ(南・北)」や福岡空港の「ラウンジTIME/サウス」など、 到着後の利用も可能なラウンジがあります。

これらのラウンジは、到着ロビーや手荷物受取所の近くなど、到着動線上に設置されています。飛行機を降りて、一息ついてから次の目的地へ向かいたい時などに便利です。

ただし、多くのカードラウンジは出発客向けに出発ゲート付近に設置されているため、到着時の利用はできない場合が多いです。利用したい空港のラウンジが到着時利用に対応しているか、事前に確認しておくことをおすすめします。

Q5. 乗り継ぎ(トランジット)の待ち時間にも使える?

A5. はい、乗り継ぎ(トランジット)の待ち時間にも利用できます。

国内線同士の乗り継ぎや、国際線への乗り継ぎ(またはその逆)で待ち時間が発生する場合、その空港に対象ラウンジがあれば、もちろん利用可能です。

乗り継ぎ時間が長い場合、空港内のベンチで長時間待つのは疲れますよね。そんな時こそ、ラウンジでリラックスしたり、軽食(提供があれば)をとったり、仕事をしたりするのに最適です。

利用する際は、乗り継ぎ便の搭乗券(または予約情報)とOliveゴールドカードを受付で提示します。乗り継ぎの合間を有効活用できるのは、ラウンジ特典の大きなメリットの一つです。

Q6. カードを忘れた場合やスマホアプリ提示では利用できない?

A6. 原則として、カード現物の提示が必要です。スマホアプリ等での代用はできません。

ラウンジ利用には、 Oliveゴールドカードの現物提示が必須 です。「家に忘れてきてしまった」「財布を入れ替えて持ってくるのを忘れた」といった場合、残念ながらラウンジを利用することはできません。

また、三井住友カードのVpassアプリやOliveのアプリ画面を見せても、ラウンジの受付ではカード現物の代わりにはなりません。必ず、物理的なカードを持参するようにしましょう。旅行や出張の前には、持ち物チェックを忘れずに行うことが大切です。

Q7. 海外旅行傷害保険はラウンジ利用と関係ある?

A7. 直接的な関係はありませんが、どちらもOliveゴールドの付帯特典です。

空港ラウンジ利用特典と、海外旅行傷害保険(または国内旅行傷害保険)は、それぞれ独立したOliveゴールドの特典です。ラウンジを利用したからといって保険の補償内容が変わったり、逆に保険を利用したからといってラウンジが使えなくなったりすることはありません。

ただし、どちらも旅行や出張の際に役立つ特典であるという点では共通しています。Oliveゴールドを持つことで、空港での時間を快適に過ごせるだけでなく、万が一の際の保険も付帯している(利用付帯)という安心感が得られます。カードを選ぶ際には、ラウンジ特典と保険内容の両方をチェックしておくと良いでしょう。

【まとめ】Oliveゴールドを賢く使って、ワンランク上の快適な旅へ!

今回は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドに付帯する空港ラウンジ特典について、対象ラウンジから使い方、注意点、NLゴールドとの比較、Q&Aまで、詳しく解説してきました。

【Oliveゴールドの空港ラウンジ特典 ポイントまとめ】

  • 対象: 国内主要空港+ハワイの指定カードラウンジ
  • 利用条件: Oliveゴールドカード現物+当日の搭乗券の提示
  • 料金: カード会員本人は無料、同伴者は有料(1,000円~2,000円程度)
  • メリット: 年会費実質無料(条件達成時)で利用可能、待ち時間を快適に過ごせる、節約になる
  • デメリット: 対象ラウンジ限定、プライオリティ・パスなし、混雑の可能性
  • NLゴールドとの違い: ラウンジ特典自体は同じ。他の特典(ポイント、銀行連携など)で比較検討を。

年間100万円の利用で年会費が永年無料になるOliveゴールドは、空港ラウンジ特典だけでも十分に持つ価値のあるカードと言えます。特に、国内線の利用が多い方にとっては、出張や旅行のたびにその恩恵を感じられるでしょう。

もちろん、利用できるラウンジが限られている、混雑している場合があるといった注意点もありますが、それを差し引いても、無料で利用できるメリットは大きいです。

まだOliveゴールドをお持ちでない方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか? すでに持っている方は、この記事を参考に、ぜひ次のフライトから空港ラウンジを積極的に活用して、より快適でスマートな旅を楽しんでくださいね!

Oliveの関連記事

三井住友銀行のOliveとは?メリットや開設方法を紹介!お得なキャンペーンも実施中!

OliveでSBI証券のクレカ積立を利用する方法を徹底解説!手順からメリットやデメリットを紹介!

Oliveフレキシブルペイゴールドのメリットとその使い方を紹介!